無理だと思っていたジョン・スコットのWS。テクニッククラスに参加してきました。やっぱり行ってきて良かった。ジョン・スコットはキラキラした笑顔の持ち主で、冗談も沢山言い、笑いが沢山おきた素敵なWSだった。ジョン様。もうジョン様だよ。ほんと。素敵だった。
もちろん、ジョン様著の「アシュタンガ・ヨーガ」は持参し、サインとメッセージも貰ってきた。Dear Hatsueってちゃんと書いてくれて、感激。これでこのWSの半分の目的は達成できたと思えます!!鼻血もん(ミーハー)
私が死んだ後は、この本を棺桶に入れてほしいぐらいだ。
ヨガの先生はどんなに有名で名を成した先生でも、必ず威張っておらず謙虚でフレンドリー。どのお方も、目標にしたいと思わせてくれる。こういった先生方を見るとやっぱりヨガを選んで良かったと思うよ。
もともとは会社3日連続午前半休してもいいという気持ちで、超贅沢ジョン様マイソールクラスを希望し、タリックにメールを送っていたんだけど、それはあっという間に定員が埋まってしまったらしく(そりゃそうだ)、あっけなく玉砕。でもテクニッククラスの枠がギリギリ空いているとの金曜日のタリックからのメールで何とか潜り込めました。メールの冒頭で「Dear Tarik」のところを「Gear Talik」と間違えて書いてしまったにも関わらず、返信してくれて有難う。
会場は荻窪IYCに併設されてるMUSEUM TOKYO。カリキュラムは以下の通り。
クラス1 ヨガの種 : 7月15日土曜日7:00am - 9:30am
クラス2 根元を感じる : 7月15日土曜日10:00am - 12:30pm
クラス3 ヨガの花を咲かせ果実を実らせる : 7月16日日曜日7:30am - 10:30am
沢山沢山大切な事を習ったけれど、自分の中で特に印象に残ったことを書いてみたいと思います。
初日の7/15(土)は、朝7時からとのことで、朝5時起床。自宅からは荻窪は近いのでこんなに早く起きなくても間に合うのだが、なんせジョン様のWSということで神経が高ぶっていたらしい。
到着したら、タリックが受付していた。その裏でもう会場の7~8割方はマットで埋め尽くされている状態だが何とか滑り込めた。荻窪は近いくせに何となく行かないので、実はMUSEUM TOKYOは初めて。壁の色が独特なくすんだ色でそこに布を垂らしたような感じでカーテンが掛かり、蝋燭をかたどった照明がついていて、天井には黒いファンが回っている。素敵な猫足のヨーロッパ調の椅子が置いてあったり。大きな本棚があって本がビッシリ埋まっていたりもするので、海外の雑誌に出てくる書斎のような、それでいて美術館のような、そんな雰囲気で、ホエ~っと思ってしまった。
実際のジョン・スコットが登場し話し始めた時は、すごく感動してしまった。彼の「アシュタンガ・ヨーガ」の解説本はずっとバイブルとして持っているものだしDVDも買った。解説本はリトリートにも持っていき眺めたし、家でも何度も読んだ。DVDも練習した。私にとっては教科書そのもの。そのお方が今、自分の目の前に立ち動き、話しているのである。デヴィット・スウェンソンが来日しWSを受けたときも感動したが、アシュタンガヨガの入口を経て、まず最初に手に取った本はジョン・スコットであるから彼の存在は特別だった。
1日目も2日目も、荻窪に行き、全クラス受講出来た。ジョン・スコットのWSはテクニックを教えるものではなく、ヨガをする上での心構え、またヨガのアサナをする上でのイメージトレーニング、あるアサナが別のアサナの元になっている関連性等。(関連性はまさかそこが繋がっているとは!というような連携の仕方で面白かったな。)
デビット・スウェンソンはテクニカルのクラスは、実際に身体を動かさせて具体的に教えて勉強になったが、ジョン・スコットはテクニック的というよりも、もっと抽象的な例えが多かったし、型にはまらずアドリブというかその場の思いつき、フィーリングでやっている印象だった。(あ、勿論身体は動かしましたよ)
最初はこれは何を意図して言っているのか?なんてピンとこなかったし、理解しようとするのに難儀した(笑)それに色んな要素がコマ切れでどんどん説明され、関連性はどうなんだろうと考えていると、次に進むというような感じで。あろうことか通訳の人の声が聞こえづらくなると頭が真っ白くなり舟を漕いだりした(1コマ目。不覚)
だけどね、2日目の3コマ目のクラスになり実際に身体を動かしてみたら、急に言っていることが全部繋がってきた。抽象的な言葉を使いイメージさせたことは、ヨガを練習する上で、かなりの部分を網羅していたんだ!って思った。たった3コマのWSなのに頭にじんわり染み渡らせた、ジョン・スコット。やっぱり只者ではないです。WSに行って良かった。
ジョン・スコットは、「ヨガとは幸福感を持って付き合っていくものであり、何か別の、たとえばダイエットとかだけのみを目的として行うと、とたんに寂しいものとなり、本来の意味から大きく外れてしまう」と言うような事を言っていた。これは私の解釈だけどそういう内容だと思う。比喩にバラやダイヤモンドを用いたり、両腕を持ち上げる動作を翼に例えたり。美しいものを自分の身体に描き、腕を翼に変えて、シッティングに入る動作も低空飛行に入ると表現することで、大空を飛んでいるイメージも持ってヨガをしているのかなあと思った。大地の意識はもちろん持つんだろうけど。
また、自分の身体を慈しみながらヨガをすること。サマスティティから前屈、足の親指を人差し指と中指で持つ時、「おはよう」と挨拶するというような感じで前屈するように、等、教え方は独特だったけど、そうやって自分のそれぞれの身体の部位を丁寧に感じていくことで、今までよりも大きな力を生み出すのだろうなと思った。あ、そうそう地面を見るとき、「おはよう地面」だったかな(笑)そうやって自分が踏みしめている土台も感じることも大事なのか。
そうやって意識してアサナを取っていくと、より丁寧になっていくのを感じた。ジョン・スコットは、今日は通しで練習をするのが目的ではなく、皆さんのヨガの練習の底上げすることが目的ですとも言っていた。
その底上げをする為に、先ほど書いた一輪のバラの花を使っていた。バラの花についての説明は全て覚えているわけではないんだけど、沢山の例えに使っていた。バラの花は咲いていることで悟りの境地に達していること、自分の胸にバラの花(蓮の花でもいいねなんてことも)が咲いていることをイメージすること、アップドッグでは花が咲いている事をイメージし、胸を広げながら、その香りをゆっくり嗅ぐこと等。
胸を広げるということでいえば、アップドッグの時、バラもそうだけど、ダイヤモンドがあるのをイメージし、呼吸で(だったかな)でそれを磨き、キラキラしたダイヤが太陽の光を受けて輝いているところを意識してとのことだった。なるほど太陽の光を浴びようとするともっと自然に胸も広がるような気がした。今日練習したときは、ちゃんと私の中のバラの香りを嗅ぐ事は出来なかったけれど。
ダウンドッグの時に一番意識しておくべきことでも、胸を広げておくこと、ということも話していた。その際、背中の筋肉や、ハムストリングは気にしなくてもいいと言っていた。あとダウンドッグのときには、頭をちゃんと中に入れてお臍を見ること。これにより背筋がまっすぐになり、より完成した形になるということも言っていたけど。
胸を広げること、これ私にとっての今一番の課題である為、大変参考になった。また、胸を広げることがいかにヨガの練習で大切なのかも分かった。
あとは、枝(杖のことか?)の話。身体の外側に4本。内側に4本。外側の4本は両腕、両足の4本、内側はバンダだったかな(忘れたので明確ではない)。
スリヤナマスカラで、サマスティティから前屈した際、4本の枝をきちんと使っているか?私は足は使っている(つもり)だけど腕が使えていなかったので、幸福なことにここのヴィンヤサのときに、ジョンスコットのアジャストを受けられた!(鼻血)
ちゃんとこれから今の瞬間を反芻しながら前屈いたします。
この4つの枝がきちんと機能し準備が整った暁に、ハンドスタンドに繋がっていくのだと思うのだが、実際、この4本の枝bの話の後に、DVDの表紙のように、両腕を使って身体を浮かせるような動きも練習した。浮かなかったが、浮かせてみたい。
この動きをしたことで、以前「手首が弱い」と思ったが、実はまだ「両腕全体が弱い」のかもしれないと気がついた。チャトランガの繰り返しで筋肉はついてきているが、多分対チャトランガに対してのみ強化され、後の部分はまだまだ全然なんだなと気がついた。
でも、これを聞いてから、両腕をついた状態で右足を曲げ、左足を伸ばした状態で、ハンドスタンドに近い動きをするヴィンヤサは、やってみたら普段よりも数段身体が浮いた。(こんなやつ。勿論こんなに浮いてないけど)
あとは重心の話。立った状態のアサナは上のほうに重心を、屈んだ状態、地面に近い状態のアサナは低いところに重心を持っていくことも大事だと聞いた。良い見本と悪い見本見せてもらうと確かに、重心が常に上だけで進めると、やりづらそう&妙な具合。上と下と重心を移動させながらやっている、ジョン・スコットの動きはメリハリがあり、絶妙なタメもあり、DVDにもあったような、美しい動きに繋がっていくのであった。また、これも丁寧さに繋がるのだと思ったな。
あとは、ロータスを組んだ時。自分の身体の中に一本の川が流れていることを意識する。岸は自分の前側と後ろ側にあることを意識(東西南北を比喩に用いていた)する。自分の身体の位置を調整し、ちょうど真ん中を川が通るようにすることを意識しようといっていた。意識したら骨盤が立った気がした。今までの私のロータスは骨盤が寝ていたと気がついた。
ああ、書き切れない。でもここまで書いたので一旦アップします。続きはこの後に。
一週間、空いてしまいましたが、続きを書きます。よろしくどうぞ。
ジョン・スコットのWSでたびたび取らされたアサナが、Baddha Konasana の簡易版のようなもの。足の裏を合わせて、右半身に体重を掛けながら、右腕を身体斜め右後方につき、左腕を右前につく。それから左半身に体重を掛けながら、左腕を身体斜め左後方につき、右腕を左前につく。これのポーズの繰り返しを何度も行った。
やっている時は、この繰り返しが何の為なのかがピンと来なかったが、その一連の動作の後に、たとえば右膝を立てて、右腕を右脛前に回し、左腕を後ろ手に回し、両腕を組むと、Marichyasana Aになっていたりする。
そして、このMarichyasana Aは、実はBhuja Pindasanaと繋がっているのだそう。意外な繋がりである。
実は、Marichyasana Aはひそかに苦手だ。これもやっぱり胸が開いていないからだと思うけど、思うように前に倒れてくれないの。まえ、かずみさんに両方の鎖骨を、前に持っていくように。と教えてもらったが、やっぱり前に倒れない。気持ちよく行かないっていうのはまだ形が全然取れていないのだろうけど。
とはいえ、マリチシリーズはついついDに気を取られてしまうので、正直なところ、Aはあまり重要視していなかった。だからあまり上手く前に行かなくても、あまり考えてやってなかったのだった。
だけどBhuja Pindasanaが上手く行かないのは気にしていて(笑)繋がっているのなら、Aが思うようにできないなら、出来なくて当然じゃないかと、腑に落ちたのだった。
わたしは、腕を足に掛ける時、膝の前あたりで回しているから×なんだと思うのだが、このWSで誘導されるままにやったら、膝と足首の中間ぐらいで腕が廻った。BhujaPindasanaでは、自分のふくらはぎが腕に掛かる場所っていうのが、肘のすぐ上ぐらいだから、負担が掛かりすぎて潰れてしまうのだと思う。
もうちょっと肩のほうに上がっていれば、アサナも安定するだろうし、足も組みやすいだろうなあと思う。
繋がりがあるなんて全然思えなかったけど、こうやって聞いてみるとやっぱりアシュタンガって深いなあって思う。
そうそう、後はジョン・スコットが行っていたのは、身体には沢山のGate、出口があると言っていた。両手のひら、両足の裏にもあるのだそう。手のひらは、手の付け根にあたるV字の盛り上がりの部分。(親指の付け根、小指の付け根の膨らみ)この膨らみと膨らみの合わさったあたりに窪みがあって、これが手のひらのGateだそうだ。
足の裏には、まず3つのアーチがあると言っていた。足の裏の指がついているほうを三角形の底辺のほうだとすると、かかとの付け根辺りが、三角形の頂点の部分。この三角形の辺にあたる部分がアーチになるらしい。足の裏の場合は、多分(ここ記憶が定かではない)指側のほうにGateがあるのだとか。
それの他にもお臍もそうだったかな。ジョン様、自分のお臍の周りに赤いマジックで印まで付けていたのに、ああ、段々記憶が怪しくなってきている。アサナを取る時は、このゲートを意識して行うというような事を言っていたと思うのだが。
ここまで書いてきたことが、大体今回のWSで私が持ち帰ってきた内容です。後半怪しくなってしまったけど(笑)今後の自分の練習の為に、ここを何度か読み返そうと思う。
ちなみに、ジョン・スコットが本へのサインとして私に贈ってくれた言葉。
Dear Hatsue with lifted and open KOKORO♥ OM SHANTHI JOHN SCOT
最近のコメント