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インド旅行記~2日目~②

Imgp3003   さてさて、粘着気質の物売りを振り切り、インド門を後にしてから連れて行かれた先は、土産物屋であった。

 オールドデリーというデリーの町でも古く比較的整備されていない箇所であるのだが、その土産物屋も、こんな寂れた場所に土産物屋なんて有るんだー?というような場所。

 しかも細い路地を少し入ってから、地下に降りていくのだよ。目立つ看板もない。

 インド人ガイドだからバックマージンをもらう為に連れて行くのだろうが、この店はきつかったね。さっき物売りを追い払ったばかりだと思ったのに、土産物屋という名の、物売りの巣窟に放り込まれてしまったわけだから。

(しかもこの後夜行列車のチケットを確認してくると、2時間弱放置プレイした、ジェーンと運転手。鬼だ)

 まあそれでも、それまで暑くてヘロヘロだったため、土産物屋の冷房に涼み、一同一瞬顔がほころんでしまったのだが、私たちにすれば、積極的に欲しいと思い足を運んだわけでなく、ただ連れてこられたのに、ガネーシャ神の像を買わないか?とか貝が入った工芸品を買わないか?とか、担当としてピッタリついた店員が次から次へと店を引きづり回す。君の好きな像は何だ?ん?インドに来るからには何か好きな神様はいるであろう?

 私はひそかに踊るシヴァ神・ナタラージャが欲しいと思っていたが、接客態度を見て死んでもお前のところからは買わねーぞという気持ちになったので、「ナ」の字も口に出さないようにせねばと、全部会話は旦那任せであった。

 それに、まだ旅行が始まったばかりで荷物増やしたくないし、ホントのホントに要らないんだよーーー!と心で叫んでいるのだが、そこは日本人、角を立てたくないばかりに、曖昧に笑って拒否することで精一杯。この時、日本人としての血を感じるわし。

 でもこの微妙な笑顔は、もちろんインド人には伝わるわけもなく、「なんだ、Tシャツが欲しいのか(言ってない)。うちには、素晴らしいTシャツがあります。見てください」と言い無理やり奥に引っ張る担当(気取りの)店員。

 「INDIA」と刺繍されている文字と、どうみても形がおかしいタージマハルの刺繍が施されたTシャツを嬉しそうに見せられる。私は神プラの「東京」Tシャツは良いと思うが、このINDIATシャツ、いったいどこで着ろっていうのだろう?

 うちの旦那も、「ださいから要らないです」とは、断りずらいなーだってさ。わが夫ながらひどいことをいうお方である。

 もうお店はきついので、一同店の外へ退散。とそこは先ほど、「寂れている」と感じたオールドデリーの一角であった。Imgp3008

 整備されていないっていうか。スラム街のような趣!

しかもインドにまだ慣れていないわしら。インド人はジロジロ見てくるし、すげー恐かったです。ここの写真のような場所で、丸腰で1時間強、延々とジェーンを待ち続けました。長かったよ。恐かったよ。

 その間近寄ってきた物乞いの子供。織田裕二みたいだなーと思ってたら「ハローハロー。マネー」

 ガーーン。やっぱりマネー。しょうがないから、飴を上げる。Imgp3006

貧乏でも心は錦なのか髪の毛をせっせとセットしている。カメラを向けたら、ポーズ取ってくれた。でもまた金くれ。だってさ。とほほ。

 ほどなくして、やっとジェーンと運転手が現れる。あああ、君たちに心から会いたかったよ。早く会いたかった。あなたに会えて良かった。ていうか遅いよ!バスに乗り込んだ瞬間死んでたよ。ああ、本当に疲れた。

 それから、一同夜行特急に乗るために、ニューデリー駅に向かう。ニューデリーはタリバンの爆破テロがあった場所だから、ドキドキする。ついでに、向かう先のヴァラナシも、同時多発テロが起きた場所ではあるのだが。

 ニューデリーの駅についたら、ものすごい人である。駅には物乞いは勿論、色んな階層の人がいて、埃もすごいし、虫もすごいし、とにかく第二次世界大戦後間もない頃の駅を彷彿とさせるすごい光景である。一番ショッキングだったのは、通り過ぎる階段に、死に掛けたおじさんが倒れていたことだ。傷口にすごい勢いで虫が集り、でも目は半開きで、全然動かない。あれはショッキングだった。あんなの初めて見た。やっぱり恐かった。

 Imgp3015 ホームに立って電車を待っていると、物乞いのおばあさんが寄ってくる。お金持ってません。本当に持ってません。としつこく言うと別の人に集りに行くが、もらい方も堂に入っている。

 あとは鎖を売っている物売りがいて、鎖買わねーか、買わねーか。と売ろうとする。夜行なので、荷物を柱か棒に括るために、買う人が多いんだろうが見るからに重そう。

 で、旦那が水を買って戻ってくると、ジェーンに、「はい、席まで案内します」と到着している夜行に入っていく。狭い通路を人を押しのけ入ると、ここに座ってくださいと、座らされた場所が、大家族が場所取りしていた席。ジェーンは別の人を案内する為に、ここに座っていれば大丈夫と、番号を言わずに急いで立ち去り、残された私たちは、大家族の一員の中で非常に居心地が悪い思いをして座っていた。

 その中の長男坊みたいな、若い男性に、「何でお前らここにいるんだ?番号は何番だ?チケット見せろ!」と詰問され、番号は今分からないし、チケットもないけど、席はここらしいというところしか分からない。ツーリストがもう少ししたら来るからちょっと待ってくれ、というのが精一杯。

Imgp3019 大家族のお婆ちゃんとかも不審な黄色人種が座ってきたわ。嫌だわ~、という露骨な視線をビシバシ送ってくる。

 インド人は適当なので、結構適当に席を取っているんだと思うけど、私たちのところだけ、妙に人が集中しているのは気のせいか?

 ジェーンがやっと戻ってきたので、ジェーンに大丈夫だよね?と確認すると、ホントに心配ないから大丈夫。上に上がっていたらいいよと言われ、そうする。

 私たちが乗ったのは、2等寝台列車3Tier Sleeperっていうやつ。ちゃんとシーツと毛布と枕、あと夕飯はそれぞれ支給される。

 私はこのときは、3段ベッドの脇の2段ベッドの上、旦那は3段の一番上だったので、2段の私のほうが頭上にスペースがあったので、ここで、旦那とカレー食べて、お菓子食べて写真撮って、視線からも逃れられて少しラクになったが、猿になったような気分で、結構面白かった。

 上の方が安全なのだが、旅行者同士同じコンパートメント(扉は無い)になるので、パスポートは勿論首にかけ、荷物は足の間に挟み(本当は鎖でつなぐべきかもしれんが)、寝た。自分の目の前をライフル銃を持った兵士みたいな人も何度も通って驚いた。

 そんな感じで、それぞれの場所で寝た。ちなみにこの寝台部分はインド人にとっては高級らしい。身なりの良い人が多く乗っているように思われた。携帯を持っている人も多い。お金の無い人は、横になれない。つづく。

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